シェルブールの雨傘を音にして見ました。
2分半ほどですので聞いていただければ嬉しいです。
下の▲印をクリックして頂ければ音楽を再生します。


1964年2月映画シェルブールの雨傘が公開されました。
ミシェルルグランの美しくも、もの哀しい音楽と共に
音楽に台詞[セリフ]を載せるという、当時としては画期的な
ミュージカルという形式の映画でした。
美人女優とイケメン男優の絡みの後、
イギリス海峡近くのフランス・ノルマンディー地域・シェルブール駅で
別れると言うだけの物語ですが、
年配者の中には
いつまでも待っているわ
という有名な台詞と共に
映画を覚えている方も多いでしょう。

別れた後、男の行く先は北アフリカ・アルジェリア。
フランス国に動員されてアルジェリアの独立戦争鎮圧に
向かう人間の一人でした。
1830年にフランスはアルジェリアを植民地としましたが、
第二次大戦後アジアやアフリカで独立運動が盛んになり、
そのうちの一つとして、
1954年から1962年にアルジェリア独立戦争がありました。
結果、アルジェリアは独立したのですが、武力戦争の主体は
民族解放戦線という名の、いかにも共産主義らしい
命名で、当然後援したのはソ連。
冷戦時代の始まりでもありました。
戦争終結2年後の映画の発表ですので
映画の本当の目的は独立戦争鎮圧に
駆り出された者と
独立に成功した抵抗勢力の
暗黙の宣伝だったかも知れません。

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