経済指標記録プログラム 2024/11/03
私はFXというのを2023/05月からやっていますが、
2024/11月現在までのところ失敗続きです。
FXや株価に影響を与えるのは、例えば米国大統領が
変わったり、国内で選挙があったりする政治的な変化も
ありますが、経済状態の変化が大きいようです。
2024年に日銀が利上げを発表した途端、
株価も為替も大変化が起きましたが、
株価や為替に影響を与えるのは
各国中央銀行の政策金利の他、消費、雇用などの
変化があるようです。
そこで各国から様々な経済指標と呼ばれる経済の
状態を知る指標(Index)が定期的に発表されており、
これらによって株価や為替の変化の度合いを計って
おられるようです。
特に日米間の為替では米国経済の変化が
大きく影響しているように見えるため、
米国経済指標を記録する道具として
このプログラムを作ってみました。
FX(Foreign money eXchange)
特に日米為替(USD/JPY)をやっている方に
少しでも役に立てば幸いです。
また見ていただくだけでも嬉しいです。
経済指標は次のサイトを参照させていただいています。
感謝。
経済カレンダーは 楽天証券様を
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/calendar/
日銀政策金利 は 外為ドットコム様 を
https://www.gaitame.com/markets/seisakukinri/japan.html
その他の経済指標は Investing.com 様を
https://jp.investing.com/economic-calendar/
以上 ありがとうございます。
使用方法
1 ダウンロード
プログラムは次からダウンロードできます。
ダウンロードの際画面右上のダウンロードマークをクリックすると
ファイルが未確認と表示され、マルウエアの危険が表示されたら、
その下のマルウエア検査ボタンをクリックし、マルウエア検査通過後に
ファイル名がsihyou.zipとなると思います。
2 ファイルの設置
sihyou.zipを解凍します。
sihyou フォルダの中に
sihyou.exe(プログラム本体)
WebView2Loader.dll(ブラウザを動かすためのファイル)
SQDB.DB(データベースファイル)
データベースソフトは SQLite という無料のデータベースソフト です。
SQLite によると世界で最も多く使用されている
データベースエンジンだそうです。
[経済指標] フォルダ
フォルダ内には経済指標のCSVファイルが入っています。
データは2024/10月まで入っています。
[FXデータ] フォルダ
フォルダ内にはUSD/JPY 30分足と60分足の
読込用 FXデータが入っています。
データは2024/10月まで入っています。
FXデータをダウンロードできるサイトを見つけられませんでした。
以後は自作していただくしかないようです。
すみません。
フォルダは適当な場所に移してください。
3 プログラムの説明
sihyou.exe ファイルをダブルクリックしてプログラムを起動します。
G01_1_経済指標 参照
[経済指標の追加修正] 画面 (経済指標 タブ)
経済指標名の入力欄で↓↑を押すと経済指標名が変わり、
該当するデータが表示されます。
指標データ更新は経済指標名入力欄で[Enter]キーを
押してください。
[Enter]キーを押すと、ブラウザに該当指標を表示させ
指標入力欄に移動します。
ただし指標名が経済指標カレンダーの場合は、
ブラウザを参照するだけとしています。
指標入力欄で [F12] キーを押すと
ブラウザで指標が閲覧できます。
[ブラウザ]タブをクリックしても結構です。
指標データの更新は概ね月1回となると思います。
数値を入力したら [登録] ボタンでデータを登録してください。
間違って登録したときは表の中で修正することができます。
表の中で数値を訂正したときは↓↑キーで別の行に移り、
修正を確定させてください。
行を消したいときは、表内の該当行で
[CTRL]+[Del] キーを押せば行削除できます。
この画面右上に
CSVファイル書出 と CSVファイル読込の案内がありますが、
それぞれ [書出(W)] [読込(Y)] ボタンをクリックすれば
CSVファイルへの書出と、CSVファイルからの読込ができます。
CSVファイルへの書出を行うと次のようなファイルに書き出します。
このプログラムのあるフォルダの中に 経済指標 というフォルダ
があり、その中に CSV というフォルダがあり、
その中に各種経済指標名でCSVファイルが書き出されます。
G01_2_CSV 参照
CSVファイルの中身は次の画像のような文字列を
カンマ(,)で区切ったファイルです。
G01_3_CSV内容 参照
G02_1_FX等価格推移 参照
[FX等価格推移] 画面(価格推移 タブ)
FX価格の推移を CSVファイルから読込んだものです。
1ドルに対する円の価格で
150441 ならば 1ドル 150.441 円となります。
30分ごとの価格推移を30分足といい、
60分ごとの価格推移は60分足です。
データは30分足と60分足の2種類です。
FX価格推移データを持ち込んだのは、
次の [FX価格と経済指標の関係] 画面 (グラフタブ)で
経済指標の変化に応じてFX価格に起きる変化を
見たかったのですが、あまりはっきりしませんでした。
画面右上に CSVファイル読込ボタンがありますが、
これをクリックすると このプログラムのあるフォルダの中の
FXデータというフォルダの中の CSV フォルダの中の
USDJPY30.CSV というファイルと
USDJPY60.CSV というファイルからデータを読み込みます。
G02_2_CSV 参照
CSVファイルの中身は次のようなものです。
G02_3_CSV内容
G03_FX_経済指標 参照
[FX価格と経済指標の関係] 画面 (グラフタブ)
経済指標の発表後2-4時間のFX価格変化を
見るためのグラフです。
[グラフ表示] ボタンをクリックすると何秒か待った後に
グラフが表示されます。
もっと早く表示させたいのですが、今のところできません。
経済指標の追加修正画面(経済指標タブ)
に表示されている指標とFX価格変化を
グラフにして比較したつもりです、
劇的ではありませんが経済指標の変化に応じて
FX価格に若干の影響と経済指標によっては
若干の相関があるように見えます。
G04_FX_経済指標 参照
[FXテーブル表]と経済指標表
FXテーブル表と経済指標表の種類は
一応追加できます。
ただし、データは自前で作成する必要があります。
ブラウザで表示
経済カレンダーを見たり、経済指標入力に役立つよう
経済指標テーブルのURLを検索します。
このブラウザはエッジブラウザというもので
WebView2Loader.dll(ブラウザを動かすためのファイル)
が必要となります。
G05_ブラウザ 参照
4 CSVファイルについて
このプログラムのデータはCSVファイルに書き出したり、
CSVファイルから読み込んでいます。
FXのデータは大抵の場合CSVファイルに出力する
場合が多いと思います。
経済指標をCSVファイルに出力するようにしたのは
これをExcelなどの表計算ソフトで見えるようにするためです。
CSVファイルは通常のテキスト(文字列)を項目別に
カンマ記号(,)で区切ったファイルです。
データはExcelなど表計算ソフトでも読めますし、
テキスト(文字記録ファイル)としても読めます。
普通の表計算ソフトは、読込の他、
CSVファイルへの書出というメニューがあると思います。
FXデータのCSVファイルの項目並順は
サーバー年月日、サーバー時間、オープン価格、高値、安値、クローズ価格、
ローカル年月日、ローカル時間、MA価格の順番です。
例: サーバー時間とローカル時間の差: 6時間
2024/01/01,00:00,140.440,140.600,140.300,2024/01/01,06:00,000.000
最後のMA価格は不要です。
以上ですがもし良ければ使ってみていただければ嬉しいです。
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